認可保育園の申し込み結果が出る、1月末がやってきた。
重い気持ちで迎える1月も2度目。
その日はポストが気になって仕方がないのに、仕事がたまたま休みだったので、気を紛らわすために、長男を休ませて、お散歩に行くことにした。
30分ほど家の周りを歩く。
まだ腰をかがめてやらないとうまく手もつなげない長男。
2歳になったばかり。
この子と離れ、振り回すために、努力して、考え抜いているんだよなぁ、、って考えると、自分が最低な親に思えてきたので、考えるのをやめた。
家に戻ると、ポストに封筒が見えていた。
なにも気にしていないふりをして、封筒を取り、家に入る。
一気に封を開け、中の紙を広げた。
・・・不承諾
色々書いてはあったが、この見慣れた3文字しか目に入らなかった。
この通知も、受け取るのはもう2回目。
二次審査なども含めると、4回目になる。
落胆も、軽かった。
2016年度も、4月の認可保育園入園は叶わなかった。
長男、認可外保育園へ。
昨年通っていたI園は昨年告知されていたとおり、1階は小規模保育事業、2階は認可外保育園に別れ、先生も半分ずつ分かれた。
長男は認可外保育園のほうへと移った。
認可保育園に決まって、退園していった子もいたが、遠くの新設の保育園を狙って入れたようだった。
そもそもここら辺の認可保育園は、今年も2歳児の空きすらほぼ無かった。
認可外保育園に入った長男だが、保育料こそパート代とほぼ変わらないくらい高かったが、より人数が減ったことで、大変手厚く見てもらうことができた。
朝は先生2人を独り占め、帰りはお迎えがだいたい一番だったが、先生が1日のできごとをニコニコ話してくれ、私がちょっとした悩みを抱えていれば、じっくり聞いてもらうこともあった。
園の中は狭いので、暇さえあれば、子供たちをいろんな公園につれていってくれるので、その点は他の大きい保育園に比べて良かったと思う。
運動量もかなり多くて、行き先を聞いて、そんなとこまで行ったの!?と驚くこともあった。
今通っているI園に満足する一方、周囲には通っている保育園の話をあまりしないようにしていた。
I園の2階の認可外保育園の保育料はホームページにのっているので、もしばれてしまうと、何のために働いているの?とか、損しているならやめればいいのに!と言われるに決まっているからだ。
職場の人たちは子育てに理解のあるいい人たちばかりなので、子供を優先に、次に稼ぐ額、と言われてしまうと、私のやっていることは理解してもらうのは難しかった。
普通に認可保育園に当たり前のように入れていれば、こんな余計な気遣いもせず済んだのにな、と思うと、時々、切なくなる、そんな日が続いた。
二人目の話
とてもプライベートな話になってしまうが、長男の保育園問題と並行して、夫婦で二人目がほしいねと話していた。
育休復帰して仕事をしていると、あっという間に時間が過ぎる。長男も、もう2歳。
ここですぐ妊娠しても3歳以上離れるわけだ。
仕事のことを考えれば、認可保育園が確保できてからが安全策ではあったのだが、2回目の4月入園に落ちた今は、別の手を考える必要があった。
認可保育園に入れていれば、正直何月生まれでも、兄弟加点の大きさを考えればほぼ二人目も大丈夫。
長男は万が一のために、幼稚園のリトミックに月に一回通っているが・・・
もしこのまま、本当に幼稚園になったら・・・?
二人目は春生まれ、0歳4月入園で認可保育園を狙うしか仕事復帰できる道はない。
もちろん、うまくいくもんでもないことは重々承知だが、せっかくだから狙ってみよう、ということになった。
保活に向けて春生まれを狙う方がいればアドバイス。
間違っても4月初旬を狙わないように・・・
臨月になって予定日より早く産まれて、3月生まれ!となってしまうことがある。
だいたいの保育園は生後3か月頃からしか預けられないので、ここで早生まれの多くが脱落になるのだ。
逆に春生まれで認可保育園に入れてしまえば、二人目の入園はほぼ確定しているようなもの。
よって、二人目はあえて早生まれにしておいて、長く育休をとろうという作戦をとる人もいるくらいだ。
※ちなみに、認可外に預けている人は、更に二人目の妊娠時期に気を付けなくてはならないのだが、それはまた先の話で紹介させていただく。
自然の成り行きにまかせるのがセオリーだが、そういうわけにはいかない、保活の世界。
本気で認可保育園に入れたいなら、激戦区では、一人目は春生まれで0歳4月入園!二人目以降は早生まれで長めに育休取得!が鉄則。
保育園によっては、誕生日が極端に春生まれに集中するところもあると聞く。
春生まれの子をもつパートと早生まれ(1~3月)の子をもつフルタイムだと、圧倒的に後者が大変な目に合う。
生後間もない子を0歳児クラスに預けるか、イチかバチかで1歳児クラスに戦いを挑むかしか、無い。(激戦区では、1歳児クラスから入れるのは難しいが)
まさか自分がそこまで考えるはめになるなんて。
生まれ月によって不利になるこのシステム、なんとかならないものかと、切実に感じた。
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