こんにちは!二児の母、おみかんです!
今日はちょっと何年か前をさかのぼって、初めて長男を出産した時のことをお話していこうとおもいますよ!
初めての出産というのは、世界が変わるくらいの大きな出来事です。
その時感じたことや、精神状態などはとても独特。
2人目以降はまた感覚が全然違うことが多いので、“初めての出産”のあとの、赤ちゃんが生後1か月を迎えるくらいまでの期間の体験は2度と味わうことがないようなものばかりです。
今回は、今となってはなつかしい、その頃の自分をちょっとだけ晒していこうと思います(*’▽’)
今新生児を育てている新米ママさんたちの気分が少しでも明るくなればと思います。
出産直後の私
ワクワクドキドキの初めての出産。
出産には大変に時間がかかったので、産まれたらさぞかし感動するんだろうと思っていた私ですが、実際は聞いてたのと違うな・・・という状態でした。
涙も出なかったし、感動もしなかったです。
そんなドライな状態で過ごした入院生活に感じていたことや、体の状態をお話します・・・!
この赤ちゃん、私が育てるの?!って思った
ぶっちゃけ産んですぐ思ったことがこれです(笑)
なんか、出産して終わりだと思っていた自分がどこかにいたんでしょうね。
死ぬ思いをして産んで、特に感動もしなかったばかりか、愛おしいとも思いませんでした。
「え?この赤ちゃん、私が育てるの??」って本気で思いました。
ちなみにこの話を、産後の保健師の自宅訪問時に話したところ、要注意人物認定されたらしく、しばらく保健師さんが電話してきたり、家に来るようになってしまいました(^^;)
別に虐待とか酷い鬱は無かったけど、最初は義務感だけで育児をしていましたね・・・
母子同室の病院での大部屋は地獄だと思った
料金の関係で、なんとなく選んだ大部屋でしたが、2度と選ぶか!!と思うくらい大変でした。
私がお世話になった病院は、産後すぐからの母子同室。
我が子は非常に泣く子で、寝ない。
自分の子が起きれば他の子も起きてしまうので、泣き声が一瞬でも聞こえたら、ガバッと起き、乳をやるか、病室の外に出て、ひたすら歩きました。
他に気を使うタイプの人は、大部屋はやめたほうがいいです・・・
あと、大部屋の中の他の人が、気にしないタイプの人の場合、赤ちゃん泣いてても全然起きない人とかもいたので、結局やっと寝た自分の赤ちゃんが起きてしまうこともありました。
情緒不安定になって、ママが泣いちゃってたりね。
よほどのベテランママじゃない限り、そういう方の話を聞いてあげる余裕もないので、助産師さんがかけつけたりしていて・・・とにかく大変でした。
たまたま皆初産&よく泣く赤ちゃんの組み合わせの人ばかりで、お互いを励まし合う余裕もなかったですね。
乳が爆発しそうなくらい張って痛かった
私は有り難いことに、乳がよく出るタイプでした。
出産の翌日には乳が張り始め、ほんとに爆発するんじゃないかというくらい大きくなりました。
痛くて触れないし、長男は噴射おっぱいで溺れそうになるし、その度に着替え。
乳腺炎になったらヤバイと思い、とにかく絞る、マッサージしてコリをほぐす・・・
新生児育児と同じくらい乳のメンテナンスが大変でした。
贅沢言っちゃダメなんですけど、その後も乳のメンテナンスがきつすぎて、母乳をやめようかとも思ったくらいでした。
全身筋肉痛&あちこちとにかく痛かった
乳も痛かったですが、会陰を切っていたので、大事なところがまず痛いし、あとは全身筋肉痛。
こんなの育児本には書いてなかったぞ!と思いました。
確かに産む時全身に力入れた状態が続くからね。
顔に力入る人は、顔に内出血が出ることもあるらしいですね。
私はそれはなかったので、まだマシだったのかな?
ちなみに、大事なところが痛すぎて、普段ドーナツ座布団なんて何に使うんだと思っていた自分が、家族からの差し入れのリクエストに即ドーナツ座布団をお願いしました(^^;)
ドーナツ座布団はあるのとないのとではかな~り違いますよね!
怖くて下半身洗えなかった
シャワー解禁になった後、なんか怖くて下が見れませんでした。
もちろん洗うなんてとんでもない・・・ というか見るのも怖い。
なんとか頑張ってできるだけ洗ってたんでしょうけども、触るだけでももう無理!
なんならお腹のブヨブヨもびっくりしました。
なにこれ?!私のお腹はどうなっちゃったの?!みたいな。
恐る恐るお腹だけ見てみたら。
しぼんだ風船。。。。
ちなみに。
数日後にはすっかり慣れて、夫に無理やり触らせたりしていました。
夫、ビビッてましたね。
産後1週間くらいの私
慌ただしい病院での生活が終わって、いよいよ退院です。
晴れ晴れとした気持ちで家に帰るのかな~なんて思っていましたが、全然違いましたね。
地獄の始まりでしかなかった、退院後しばらくの生活を思い出してみました。
セレモニードレス着せる暇なし
私は市の総合病院で出産、入院していた関係で、退院は時間が決まっていたし、次に入る人もいたので、めちゃくちゃ慌ただしかったです。
検温や、子供の検査、料金の支払いに、次の病院の予約、そして授乳にオムツ替えも並行して行う・・・
セレモニードレスを持っていきましたが、着せる暇などなかったですね。
一人目は冬だったこともあり、とりあえず暖かそうなフリースに包んで荷物かついで慌てて出て行った感じです。
キレイなお洋服で退院、憧れたのにな~!
個人のクリニックだとこんなことないのかもしれませんね。
ちなみに長男は泣いてばかりだったので、時間があったとしてもセレモニードレスで美しい母子の写真を・・・とはいかなかったですね。
写真撮る余裕もなし
セレモニードレス着る暇もないので、自分が化粧する時間も髪をセットすることもできませんでした(T_T)
そんなボロボロで写真撮ってもしょうがないですから、退院後の写真は自宅で撮りました!
まぁ、リアルではこんなものでしょう。
時間とかあまり気にしないのんびりさんだったら良かったんですよね。
私結構時間とか気になるタイプなので、この退院の数時間だけでひどく心も体も疲れてしまいました。
出産した人の退院は、もうちょっと時間に余裕が欲しいですね。その後の育児に大きく影響したように思います・・・
誰にも急かされていないのに焦っていた
退院後、自宅に戻ると、なんだか焦っている自分がいました。
退院した荷物の片付けしなきゃ!
洗濯物出さなきゃ!
授乳の時間が来ちゃった!
ああ、赤ちゃんが泣いてる!
友達や親戚からのメールも返してない・・・!
・・・こんな感じで、どんどんタスクが積み重なっていくイメージです。
部屋はどんどん散らかっていくし、荷物もそのまま、長男は泣くし、私一人でうろうろ・・・
頼れる人がいたら、遠慮なくどんどん色々やってもらえば良かったと思ってます。
家族は助けるつもりでいても、私が指示しなければ何に手出していいのか分からないはずですから・・・
産後1か月の私
出産、退院、そして帰宅。
ここからが新生児育児の本番です。
一番疲れや鬱が出やすい、産後1か月くらいの頃の私はこんな感じでした。
頻回授乳が永遠に続くのかと本気で思っていた
今思えばありえないことなんですが、あの頃は、本気で「2~3時間に1回の授乳」がずっと続くと思ってました。
もう正常な判断ができていなかったですね。
最初の授乳は大変です。右10分、左10分、オムツ替えて、自分の乳もキレイにして・・・
最初は1回の授乳に40分とかザラにあります。
そうなると、あっと言う間に次の授乳なんですよね。
こんな乳ばっかあげて、私は乳を与え続けなくてはならないの・・・??と、本気で悩んだことも、今では良い思い出ですが、当時は本当に絶望してました。
産前に散々育児本読んだから、知識としては知っているはずなのに、産後のメンタルとは不思議なものです。
その頃の自分に言ってあげたい。「そんなわけないじゃんっ!!」って大きく突っ込んであげたいです。
赤ちゃんが起きるのが怖かった
可愛い存在であるはずの赤ちゃん。
こちらに危害を加えることもできない赤ちゃん。
・・・頭では分かっているのに、寝ている赤ちゃんが起きることが怖い・・・
これはなんなんでしょうね?
長男の時は特にそれが強くて、起きそうになるとなんともいえない不安に襲われたものです。
長男は起きている時はずっと泣いている赤ちゃんだったので、起きる=自分が完全に赤ちゃんに拘束された状態になる のが怖かったのかなとは思いますが、今でもよく分かりません(^^;)
こんな小さな赤ちゃん、怖くないもんね!!!と寝顔に強がってみるのですが、しばらくはビクビクしていましたね。
どうやったら寝てくれるか検索したり本読んだりした
長男は、本当に泣く子で、背中スイッチが敏感な子でした。
それが、すぐ起きるんじゃなくて、布団にそっと置くと、数十秒は寝てるんですよ。
そうすると、寝たのかな?と思って、私も安心して布団に入ろうとする・・・・と起きる!!
一度寝たと思っただけにダメージが大きかったです。
そこで、暇さえあれば、新生児 寝ない で検索し、本屋でもネントレ本を買いました。
あの頃妙にネントレが流行っていて、本は結構置いてありました。
私が買ったのは、これだったかな?
片っ端からやりました。
うちの子に効いたのは、「新生児育児中だからといって、部屋に閉じこもって電気を付けっぱなしにしない」ということでした。
どういうことか簡単に説明させていただきますと、朝は朝日を当てる、日中もできるだけカーテンを開けておく、夜はしっかり電気を消す。ということをすることで、体内リズムをつくるということです。
ついつい、部屋にこもってしまい、日中赤ちゃんが寝ていると部屋を暗くしたり、夜もどうせ起きるからと電気を付けっぱなしにしちゃってたのですが、これがよくなかったみたいで。
完全に夜寝るようになったわけではありませんが、3日くらいで効果がみられましたよ。最初はやりづらいと思いますが、一度お試しあれ。
深夜まで電気がついている家を見るとなんか安心した
赤ちゃんというものは、生後4~5か月くらいまでは夜中に何回か起きるものです。
長男は2歳くらいまでは朝まで寝るなんてことはありませんでしたが、夜中に起こされてだっこしたり、乳あげてたりする時に、ちょっと窓の外を見てみるんですよね。
どの家もほとんど電気は消えているけど、たまについている部屋が見つかることがあるのです。
都会ならもっと多いのではないでしょうか。
「今起きてるのは私だけじゃないんだな」と思うとちょっと元気が出たものです(*´▽`*)
本当にメンタルやられていると、夫が深夜まで起きてゲームしているだけでも安心したものです・・・(ちょっと抱っこ替わってよという気持ちも湧かないくらいでした)
何を見ても涙が出た
産後はホルモンとか自律神経とか色々おかしくなっちゃってますね。
私はなんと芸人のコント見てるだけで涙が出てきました。
元気だそうと思って、ゴールデンボンバーの女々しくてを聞いて・・・・泣きました。
もう感情のコントロールが効かなくなってますね(-_-;)
今振り返ると、一体何が悲しいんだい??と心の底から疑問に思います。
どこかで読んだんですけど、悲しかったり、辛い時は、その気持ちに沿った曲を聞くといいそうです。メンタルやられてる時は、病みそうな曲が良いのかもしれません・・・
家族が赤ちゃんを触ろうとするとなんか嫌だった
後で調べて分かったことですが、産後、自分の子を触られるとなんだかイラッとしたりすることを「ガルガル期」っていうみたいですね。
母性が働いている証拠です。
特に義両親には強く出るようで。
良かれと思って色々してくれたり、子供を抱っこしてくれたりするのに、なんともいえない感情が出てくるんですよね。
私は長男が2歳の頃くらいまで続き、次男は・・・何もなりませんでした(^^;)どうぞ抱っこ好きなだけどうぞ!みたいな。
家族に冷たく当たってしまう自分を責めるママもいるかもしれませんが、生き物として、母親としての正しい反応であることを自分で認めると楽になりますよ。
ストレスと貧血で耳が遠くなった
たぶんストレスと貧血からくるものだとは思うのですが、産後2週間~1か月くらいの間、長男の泣き声が頭の中でエコーかけたみたいに変な響き方をするようになり、ついでに聞こえも悪くなりました。
私は体調不良とか、ストレスで自律神経が乱れた時に、まず耳にくることが多いので耳にきたんだと思うんですが、何が起きたのかと思いましたね・・・。
たぶん、「耳がおかしい!」「耳が!」「泣き声が響く!」とかよく夫に言っていたので、夫のほうこそ、何が起きたのかと思っていたでしょうね(^^;)
病院に行く暇も余裕もなかったので放っておいたら2週間くらいで治りましたが、ほんと産後は色々あるなぁと思いましたね。
病院に行けるなら行けばスッキリするかもしれません。私は当時原因がよく分からなかったので余計に不安でした。
大量出血したり母乳漏れたりで着替えが多かった
産後は悪露が出ますね。
私の場合、長男の時は普通の生理中のような感じでおさまっていったのですが、次男の時は、普段は少なくて、立ちあがる時や抱っこで踏ん張る時にダーッと大量に出ていました。
もう下着も服も座っていた場所も真っ赤ですね・・・怖い怖い。
1日2~3回着替えたこともありますが、多めに出たおかげ?かキレがよく、早く終わった記憶があります。
あと、母乳の漏れにも悩みました。
母乳パッドは必須なのですが、たくさん使うし、使ってもズレて服に染みていたこともあります。
紺の服だったので、すごい目立っちゃって、恥ずかしいのなんの・・・
不思議なことに、赤ちゃん1人増えただけで洗濯物の量が2~3倍になる日もありました(-_-;)
ちなみに、私は母乳パッドでかゆくなることがあったのでこういう洗って使えるパッドも使ってました。
いかに快適に過ごせるかがポイントです。
ほんとに。
産後の大変な時は、洗濯しやすい服、汚れてもいい服、で、快適に過ごせることを一番に考えましょう!出るモノがなくなってきたらオシャレでもなんでもしたらいいのです!
産後のイライラ、不調…頑張ってきて見えてきたものとは・・・
本当にメンタルぐちゃぐちゃで体調もすぐれなくて、寝不足で・・・
そんな産後ですが、毎日毎日頑張って来たら、気づいたら3か月くらい経っていて、びっくりした記憶があります。
最初は「まずは3か月頑張って!」なんて親戚に言われて、そんなの無理!!絶~対無理!!だと思っていた私が、気づけば赤ちゃんの世話ができるようになっていて、この子はこうやったら泣き止むとか、この時間は寝るな、とか色々分るようになっていました。
今、もし産後間もない状態で、大変で、辛いと思っているママさんがここを見ていたら・・・
1か月とか、まして3か月なんて無理!!と思っているなら。
私からはとても偉そうにアドバイスなんかできないけれど、今この瞬間にも絶望しながら赤ちゃんを抱いているママは絶対いるし、1日1日あなたのママスキルは確実にレベルアップしているから、とにかく頑張ってほしい、と思います。
いや、頑張るのもほどほどに、だけどね(^^;)
私もなんだかんだ2児の母です。
あんなに苦労したのに、まだもう1人欲しいとさえ思っていますよ。
まとめ
今回は、初めての出産から産後1か月までの私の実体験からなる、独特のメンタル状態を紹介させていただきました!
今振り返ってみれば、笑えるくらいおかしな精神状態ですが当時はすごく辛かったんですよね!
吐き出せるようなSNSもやってなかったし、辛いくせに“人に頼ってはいけない”って思ったり。
なので、同じように感じている方が少しでもここを見て、自分だけじゃないんだ!おかしいことじゃないんだ!と思ってくれたらなと思います。
これだけしんどい目に合っても、今は良い思い出になっています!
全ての初めてママさんにエールを送ります(^^♪
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
コメント