こんにちは!二児の母、おみかんです!
今日は個人的にやっているおすすめ育児法を紹介します!
Twitterのフォロワーさんならご存知だと思いますが、我が家には障害のある4歳児がいます。
そして、お兄ちゃんも1人います。
いわゆるきょうだい児ってやつです。
この長男、小さい頃からちょっとだけ、自己肯定感が低いところがありました。
今日は、この長男が物心ついた頃から、私が続けてきたことを紹介しますね。
完全にオリジナルで考えてやってきたことではありますが、やって悪いことではないので、気にいってくださった方はぜひマネしてみてください(*^^)v
自己肯定感とは
まず、聞きなれない言葉かもしれませんので、自己肯定感について少し。
自己肯定感とは、自分を受け入れる心のこと。自尊心とも呼ばれます。
「自分が好き」「自分には存在する意味があるんだ」と考えることができる人は、自己肯定感が高いといえます。
逆に自己肯定感が低いという人は、「どうせ何もうまくいかない」「生きている意味が無い」といった考えに陥りがちです。
この自己肯定感は、もともとの性質もありますが、育ってきた環境や、人からの接し方によっても上ったり下がったりします。
例えば、小さい頃から何をやっても親に「こんなことではダメだ、もっと上を目指せ」と言われ続け、褒めてもらうことが無かった、とか、自分の話をろくに聞かれずに頭ごなしに叱られる日々をおくっていた、という場合は自己肯定感は下がっていくといわれています。
我が家の長男は、保育園くらいの頃は自己肯定感に問題が無かったように思うのですが、大きくなるにつれ、だんだん低さがみられるようになってきました。
長男はとても繊細で豆腐メンタル君なので、些細なことで傷付いたり、不安になるんですよね。
あとは、私が次男は何かやっても叱ることは無い(知能が乳児でほぼ止まっていたので叱っても響かなかったため)のに、長男は普通に1日何回かは叱るので、その差を感じていたんだと思います。
悪いことをしたら叱るのが当たり前ですが、弟は叱られず、自分は叱られる。
毎日そんな生活をしていたら、だんだん「自分は何もすごい所が無い」「お母さんやお父さんは弟のほうが大事なんだ」と思っても仕方がないですよね…
これはまずいぞ、と思いつつも、この生活を変えることはできないので、長男の心に響く対策を、と考えたわけなんです。
1日3分でできる、自己肯定感を上げる工夫
では・・・本題に戻りますね。
私が長男が幼い頃から続けてきたこと、それは。
【得る前に今日よかったところを3つ伝える】というものです。
やり方はいたって簡単、文字どおりです。
終わりよければ全て良し、じゃないですけど、日中どれだけ怒ったりしたとしても、寝室までそれを持ち込まない!寝る前は幸せな気持ちで過ごさせるのが私のモットーです。
長男がお話できるようになってからは、寝る前に良かったところを発表することで、わずかではありますが、幸せな時間をつくってきました。
1日じゅう、子供を幸せな気持ちでいっぱいにさせてあげられるような優しいお母さんでいるのはちょっと無理なので寝る時だけにしているのです(^^;)
具体的にどんなことをやっているのか、簡単に紹介しますね。
今日良かったことを3つ発表
やり方は簡単です。
夜、布団に入ったら、私が「今日1日で長男の良かったところ」を3つ発表するだけです。
ただお話するだけじゃなく発表形式であることがポイントです(*’▽’)
「え~、それでは!今日の〇〇君の良かったところを3つ!紹介したいと思います!!」
こんな感じです。
YouTuber風ともいうかも(笑)
内容は、野菜をたくさん食べた、挨拶ができた、宿題を早くできた、なんでもいいのです・・・。
「良かったところ」はなんでもいい!
さて、一見簡単そうに思えるんですが、時々、ほんっとに良かったところ1個もなかったな・・・!という日があるんですよね、これが。
1日中家でゴロゴロ、ゲーム、テレビ、おやつ、宿題も時間がかかってた・・・なんて日です。
でもそんな時でも、決して良かったところが無かったよ・・・なんて言いません!
内容はなんでもいいのです。
1日ゴロゴロなら・・・
「たくさん体を休めることができました!息抜きは大事!」
1日ゲームにテレビしてたなら・・・
「1日楽しかったですね!楽しいのはいいことです!でもたまには外で遊ぶともっと素晴らしい!」
おやつばっかり・・・
「おいしいおやつが食べられてラッキーでしたね!お母さんもおやつは大好きです!でも食べ過ぎると良くないので、明日は控えめにしましょう!」
宿題の時間がかかる・・・
「宿題、時間がかかったけどできて偉かったです!明日はきっともっと早いよ!!」
もはや褒め言葉でもなんでもないような気もしますが、意外と長男は気が付きません(笑)
あと、褒められたから明日もそうしてやれ!となるかな・・・と思ったのですが、意外とそうはなりませんでした。
もし、褒められたから明日もダラダラしよう、という思考になってしまうお子様にはこのやり方はやらないようにしましょう(^^;
こんな感じで、別に良かったことがなくてもなんかしらか無理やり探すんです。
慣れればだんだん(思ってもいないような)言葉が出てくるようになります。
ほんんっとうに何も浮かばなければ、「ごはん食べて偉い!!」とか「朝起きて偉い!!」とかでもアリです。
正直、ダラダラしていた休日なんかは、ほぼコレですね…
“発表”はテンポよく!
この「3つの良いところ発表」注意していることがありますのでそれもお話しておきます。
それは、詰まらずにやること。
あくまでもテンポよく、です。
詰まったり考えてこんでしまうと、長男が一気に自信を失うのです(^^;)
テンポがよければ、3つともさっき言ったみたいな「生きてて偉い!!」みたいなやつでも、なんか満足して嬉しそうにしています。
長男なんかは、人の話をあまり聞いていないことが多いので、違うこと考えていて聞き逃していても、「なんか分からんが今日いいところがあったとお母さんがほめてくれた」くらいに思っているようです。
「3つの良いところ発表」始めた理由
さて、この「3つの良いところ発表」ですが、一応始めたのには2つ、理由があります。
きっかけは、障害児である次男の存在です。
次男は生活面は全介助、癇癪をおこせば親二人が次男のほうへ行きます。
更に、長男のおもちゃも学校の道具も、次男にみつかればボロボロにされてしまうため、遊びたいもので遊ぶということもできません。
それでも優しい長男は赤ちゃん返りをすることも、弟をいじめることも、わがままを言うこともありませんでした。
次男が産まれた時はまだ3歳、今もたったの6歳なのにです。
でも、そんな長男に甘えてしまっていたある日、自分が長男と全然会話できていないことに気付いたのです。
理由①自己肯定感をあげるため
このご時世、学校が好きで、毎日1人で行って、じっとしていられない性格なのに、ちゃんと座って授業を受けて、友達ともたくさん遊ぶ。
それはすごく良いことなのに、以前は、なんだかできていないところばかり目についてしまって、会話より注意が多くなってしまっていたんですよね。
自己肯定感もだんだん低くなっていったように思うのです。
どうせ〇〇できない、この宿題、きっと間違いばかりだ・・・とつぶやきながら宿題をやっている、といったように、小さい頃には見られなかった様子が目につくようになりました。
そこで、毎晩なんでもいいから3つ良い所を探して、私から長男に教えよう、少しでも自己肯定感を上げさせよう、と思ったのが始まりです。
理由②「自分の良さ」を知ってもらうため
2つめは、長男自身が気づいていない「良いこと」を知ってもらうためです。
子供って、意外とすごくささいな「良いこと」をやっていることが多いんですよね。
長男の場合、次男が机にのぼっていると、危ないから、と降ろしてくれていたり、私が開けっぱなしにしていた扉を閉めてくれたり、落ちていたゴミを捨ててくれたり。
何も言わなければ、そのままですが、良いところとして教えてあげると、思いのほか嬉しいようで、すごく照れているんですよね。
もちろん、「当たり前のこと」として扱うのもアリだとは思いますが、私は長男の自己肯定感をあげる目的でやっているので、そういう小さなこともしっかり夜まで覚えておいて、言うようにしています!
自分には良いところがいっぱいあるんだ、というところに気づいて欲しかったのです。
自己肯定感が上ってきた??
「3つの良いところ発表」をはじめて、1年くらいたったある晩。
長男がこう言いました。
「〇〇は、お母さんが大好き!お父さんも、弟も大好き!自分も大好き!」
なんの脈略もなくサラッと言った言葉ではありましたが、なんだかとても嬉しく感じました。
自分が好きなのって大事なことですよね・・・
ちょっとでも、良い影響があったのではないかと思っているのです。
今では、私が言い忘れていると、「今日のいいところは?」と催促してきたり、逆に忘れたまま寝ちゃうこともありますが、それはそれで良いのではないかと思っています。
まとめ
今回は、私が長男にやってきた育児法「寝る前の3つの良いところ発表」(ゴロ悪し!)を紹介させていただきました!
5分もあれば終わりますし、なかなかに子供も喜ぶので、気に行ってくださった方はぜひ、やってみてくださいね(*^^)v
満足した気分で寝てもらうのは大事ですよね!
私もまだまだ、長男がうるせぇ!!てなるまで続けますよ(*’▽’)
今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
お暇な方は、他の記事も読んでいってね♪
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