みなさんこんにちは!
障害のある3歳児を育てる母親おみかんです
いつも記事を読んでくださっている方はご存知かと思いますが、我が家の次男は、重めの知的障害(精神遅延)、低緊張、自閉症などの障害があります。
何にもできないし、意思の疎通もできないながらも可愛くてたまらない次男ですが、私たち親には理解の難しい行動をするのが悩みのタネ。
それは例えばこういう行動です。
・頭を高速で振る
・目をえぐろうとする
・わざと呼吸を止めて遊ぶ・・・
本人は楽しそうなんですが、どう見ても健康に良いとは言い難い行動ばかりです!
時とともにやらなくなったものもあれば、長く続くものもあり、親としてはなんとかならないか?と思う日々。
今回はそんな遊びの数々について、我が家での対策や、発達の先生に聞いた意見などをまとめていこうと思います。
なかなか同じことをやっている子供に出会う機会はないのですが、きっとどこかで同じことに悩む家族はいるはず!
少しでも誰かの参考になればと思います!
※対策はあくまでも我が家の次男に適応したものであり、発達の先生からのアドバイスなども、医師によって意見は異なると思いますので、全てを鵜呑みにしないようお願いいたしますね!
異常な行動は“感覚遊び”
次男は今まで色々な異常な行動をとってきたわけですが、発達の先生によると、それらはあくまでも「感覚遊び」なのだそうです。
赤ちゃんの頃は、派手な色のおもちゃで遊んだり、ラトルを鳴らしたり、柔らかいぬいぐるみを触って楽しむものです。
これが感覚遊びのスタートなんですね。
大人にもある、感覚遊び
赤ちゃんだけが感覚遊びをするのかな?と思っていたら、どうやら違うようで。
普通の大人も感覚遊びをするんですよ。
例えばジェットコースターに乗ったり、バンジージャンプをして楽しむこと。
これも感覚遊びのひとつです。
これらの遊びも、だんだんエスカレートしていくことがありますよね。
子供の感覚遊びも同じようなものなのかもしれません。
感覚遊び (次男の場合)
感覚遊びは色々なものがありますが、今回は我が家の次男がやっていた(もしくはまだ続いている)ものを紹介していきますね。
もうやめてしまった感覚遊びに関しては可能な限り思い出してお伝えしようと思います。
反って頭から落ちる
次男が一番最初に始めた困った感覚遊びがこれです。
低緊張の子供は腹筋が弱い、体が柔らかい等の理由から、このように反っていることが多いようなのです。
次男がこれを始めたのは、つかまり立ちをするくらい(1歳半くらい?)になってからです。
柵を掴んで立ち膝ポーズをとるうちに、手を放して反ったまま頭から落ちるという実に危険な遊びに発展してしまったのです(-_-;)
本人は楽しいようで、1日に何度も、クッションマットの無いところでもやるようになりました・・・
脊椎か頭がどうにかなるのでは?と心配でした。
我が家での対策
このようなごっつん防止クッションも使ってみましたが、関節が柔らかいのですぐ抜けてしまうし、頭頂部から落下していた次男には全く役に立ちませんでした!
後ろで見張っていて、落下した時手で支えよう作戦も行いましたが、なんせ気づいたらやってるので、とにかくクッションマットに頼るしかありませんでした(-_-;)
発達の先生の意見
どうしたらよいものでしょう?と発達の先生に聞いたのですが、首は大丈夫とのことでした。
なんかあまり大事にとらえられていなかったので、そんなに心配するほどでもなかったのかもしれません。
体重が軽いこと、落下位置が低いことも関係あるのでしょう。
一生続いたらどうしようかと思いましたが、歩き始める頃にはやらなくなりました(というか違う感覚遊びにうつった)
息をこらえる
“息こらえ”と呼ぶらしいですが、我が家では“呼吸困難ごっこ”と呼んでいます。
初期の頃は、カップ状のものを見つけると、口にぴったり当てて息を吸い、中の空気がなくなっていって顔にカップがはりついてしまうまでやっていました。
完全密封状態にはならないものの、明らかに息苦しそう・・・なのに楽しそうでした(*_*)
ちなみにカップで呼吸困難ごっこは2歳の頃全盛期で、3歳頃からは、布団に顔をうずめて呼吸困難ごっこをするというより一層危険そうな行動にシフトしました。
現在一番困っているのがこれです・・・
我が家での対策
初期のカップに関しては、とにかく次男の好みそうな大きめのカップ状のものを排除しました。
我が家にはこのおもちゃ↓があったのですが、次男はこのカップを気分に合わせて使い分けてスーハーしてました。
でもね、さすがアンパンマンです。
こういうことをやる子対策かどうかは不明ですが、カップにちいさ~な穴があけられていまして。
次男がスーハーしても、中の空気がなくなっていくことが無かったんです(*´▽`*)
さすがアンパンマン(2回目)
布団でやるやつに関しては、最初は特定の昼寝布団のみでやっていたので、その布団を見せないようにしたところ・・・
見境いなく、全ての布団でやるようになりました・・・
感覚遊びは無理にやめさせると反動で酷くなったり、別の問題行動に繋がると言われているのですが、身に染みてよく分かりました・・・
発達の先生の意見
スーハーし始めたら、別のことに注意を向けさせてください。とのことでした。
これはやってほしくないことを自然に辞めさせるのに良い方法のようです。
長男が指吸いすぎて困ってた時にもアドバイスをもらいました。
子供はまだやることが単純なので、おもちゃ等で気をひけばやらなくなることもあるようです。
ちなみにうちの次男は美味しいおやつ位魅力的でないと振り向いてくれず・・・効果はありませんでした!
頭を振る
これはつかまり立ちが完璧になったくらい(1歳半くらい?)からやり始め、今もよくやります。
特に体に悪影響はなさそうなので、我が家ではもう放っておいています・・・
外でやられると、奇怪なものを見るような目で見られますが、あまり気にしないし、本人も何も分からないので、良しとしています。
これをやる時は超ご機嫌です。感情表現のひとつだと思っています
気になる方は、先ほどの息こらえと同じく、何か他で気をひいてみるといいかもしれませんね!
目をえぐろうとする
3歳を過ぎてやり始めたのがこの感覚遊びです。
右効きなので、右目のみなんですが、まぶたに小指や人差し指をグーッと入れて、眼球をえぐりだそうとするのです。
うちの次男は痛みに疎い、❝感覚鈍麻❞なため、本来痛くてやめるような行動も続けてしまいます。
感覚鈍麻とは、感覚過敏(音や刺激に敏感)の反対です。
刺激に対して感じにくさがあるのです。なので、本当なら痛くてできないようなこともやり続けてしまうんですよね(-_-;)
我が家での対策
これはさすがに目に悪いと思われるので、やり始めたらゆっくり次男の手を持って引くようにしています。
今はまだやる頻度がそれほど高くないのですが、これから癖になっていったら困るなぁと思っています・・・
発達の先生の意見
黒目のところは触れると痛いが、白目のところはあまり痛みを感じないので、やっているんだと思うが、これほど突っ込んでいるなら、さすがに痛いのでは。
もしやり始めたら、無言で手を持ってやらせないようにしてくださいとのこと。
無言でやるのがポイントだそうです。
声をかけてしまうと、かまってもらえたと思って更にやることがあるからだそうです。
幸か不幸か、次男は❝かまってもらえた❞ということに気づくほどの知能が無いので、その心配はなさそうです。
試しに私もやってみましたが、痛くてとてもじゃないけど奥までは突っ込めず・・・
このまま自然にきえていくことを願うばかりです(-_-;)
喉に指を突っ込む
手がちゃんと使えるようになった頃から時々やっているのがこれ。
まだ問題行動というまではいっていないものの、興奮するとやります。
しかも何度も続けて。
これに関しては、本人も涙を流してオエオエいっているので苦しいのだと思いますが、それが逆に刺激になって面白いのかもしれません・・・
我が家での対策
この指つっこみはヨダレまみれになるし、食後にやられると嘔吐する、それでも指を突っ込めば、嘔吐したものが気管に入る可能性もあります。
やり始めたらすぐ次男の元に行き、手を握って止めるようにしています。
あと、最近はこのようなグッズにも注目しています。
使ってみたレビューはこちらから↓
さすがに苦みは感じることができると思う(好き嫌いがある)ので、効果ありそうなんですよね。
苦みがありつつも、体に全く悪影響の無い成分。
マニキュアなら、なめてほしくないものにも塗れたりするのでは・・・?と!
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3歳5か月頃確認された感覚遊びと思われる行動です。
ふと見ると、まぶたをピッと引っ張っていることがあるんです。
これに関してはまだ数回しか見ていませんが、個人的には先ほどの目潰しに比べたらずっとマシなので、こちらにシフトしていくのなら、それはそのほうがいいかも・・・?!と思い、静観中です。
まとめ
今回は、障害児の次男の困った感覚遊びについて紹介させていただきました!
もう終わったものもありますが今の時点ではこんな状況です。
同じことで悩んでいる方、もし良い対策があったら教えてくださいね~(*´▽`*)
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