こんにちは!おみかんです。
今日は、前回の続きです。
前回は、現在知的障害や自閉症をもつ次男の出産~新生児期の話でした!
今日は、健康に産まれた次男にじわじわと異常が見つかり始めた日々のことを綴ります!
生後3~4か月の次男
まず、前回お話したように、乳が上手く吸えず、体重がなかなか増えなかった次男。
生後3か月くらいから、なぜかパンパンに太くなりました。
しかし、相変わらず飲むのは下手で、私の乳は必死で頑張っていました。
激痛、激痛・・・
その頃の次男はというと、ぼんやりのんびりしていて、とにかく不器用で、自分の指をじーっと見つめて、そのまま眠ってしまうような子でした。
寝顔が本当に天使のように可愛くて、夜中の授乳の後の私は、すぐ寝ればいいものを、次男の麗しい寝顔をじっくり見ていたせいで無駄に睡眠時間が削られていたものです(*´▽`*)
めちゃめちゃ近くに寄って吐息を感じてみたり、ほっぺと布団の間に指を挟んでみたり。
そのまま寝落ちして全身が痛くなったり。
今思えばバカだなぁ~と思うけど、後悔はしておりません!!
ちなみに今も毎晩のように同じようなことをやっています♡
肌がボロボロになっちゃった次男
そんな麗しくてたまらない次男ですが・・・
生後3~4か月あたりから、肌がボロボロになっていきました。
乳児湿疹かと思っていたけど、どうも酷い。
全身ただれたようになり、浸出液(膿みたいなもの・・・)でベタベタ、腐敗臭のような臭いがいつも漂う。
本人はとても不器用なので痒いところをかくことはできないけど、顔だけは触れるので、しょっちゅう血が滲んでしまう。
この頃は本当に頭から足まで全部酷かったので、写真もほとんど残ってないです。
多分相当痒くて痛いのに、かわいそうな次男、自分ではどうにもできないせいか、夜は私強めに抱きしめていないと眠ることができませんでした。
私は一晩中抱いて座っていたので、睡眠時間は毎日2時間ほど。
まさか頻回授乳よりきつい夜があるとは思いませんでした。
で、朝起きたら、浸出液(膿)でべっちょべちょの全身にホコリや髪の毛が絡むので、一旦洗ってやる。
あまりにも酷いところはガーゼみたいなのを当てて、手にはミトン。
※本当はガーゼ貼るのは良くなかったようです。
そうこうしているうちに、3~4か月検診の時期がやってきたので、近くの小児科に連れて行ってみたのです。
グニャグニャの次男
小児科の先生に呼ばれ、診察室に行く次男。
3~4か月の検診では股関節の開きや、モロー反射、首座りをチェック。
次男の腕を持ち、体を持ち上げて、先生が一言。
「こりゃ~全然だめだぁ!!」
・・・やっぱり?(^^;)
実は、なんとなく次男、首が座っていないような気がしていたのです。私は。
長男の時はこんなにグニャグニャだったかなぁ~?抱っこ紐に入れた時、こんなに中でクシャってなったっけなぁ~?って思ってたので。
無事?に大きな病院への紹介状をゲットした次男。
翌週、早速市内の大きな病院へ向かったのでした。
まずは皮膚の治療をする次男
病院で待つ次男と私。
その日は暑く、次男の皮膚の状態は最悪でした。
首筋や腕などの関節部分は特にひどいので、血が滲んでしまって。
ちょうど名前を呼ばれたものだから、血まみれのハンカチを握りしめたまま診察室へ・・・
診察室に入り、先生がこちらを見た瞬間、
「うわぁ!どうしたその体ぁ!」
ああこれね、皮膚がぼろぼろで・・・
「えーっと、今日は・・・?3~4か月検診で引っかかったんだって??ちょっと・・・でも酷いなこれ・・・」
とにかく皮膚が気になる先生。
とりあえず、首座りを見た後に色々聞いてきたので答える私。
目は合いますか?
合わない気がします
笑いますか?
そういえばあまり笑いませんね・・・
気になるところはありますか?
寝る時腕を伸ばしているのが気になりますね・・・首も反ってるし。
こう改めて聞かれてみると、なんか色々発達に問題があるなぁ?と思っていたら、先生がこちらに向き直り、ゆっくり話し始めた。
次男君は、まず皮膚を治しましょう。
少し強めのステロイドを使ってでも治してあげる必要があります。
今の状態では、皮膚が辛すぎて笑わないのか発達のせいなのか分かりません。
腕や首を伸ばした状態にしているのも、そうしていたほうが本人が楽だからかもしれません。
まずはアレルギー、皮膚科の先生を紹介しますので、そちらにかかってみてください。
皮膚が落ち着いたら発達をもう一度みていきましょう。
そうか・・・そういうこともあるのか。
もっと早く病院に行っていれば良かったな・・・ごめんね次男。
先生は、ステロイドについてもじっくり説明をしてくれました。
とりあえず発達のほうは3か月後にまた予約をとり、しばらく皮膚の治療に専念することになりました。
みるみるキレイになる次男
次の日から早速、ステロイドと保湿剤を塗り始めました。
すると、ものの2~3日でべちょべちょ感が消えた。
さすがステロイド・・・
しかし、ここでやめてはいけないらしい。
治ったように見えるのは外側だけで、内側の炎症は治っていない。
ステロイドはしっかり使って治しきることが大事だそう。
個人的にステロイドについても調べてみたけど、脱ステロイドなる活動をしている人もいるようで、まだまだ“ヤバイ薬”だと思っている人も多いらしい。
でも、酷い皮膚疾患をもっている人からしたら、ステロイドが仮に体に良くないものだとしても、使うことで快適な生活がおくれるなら、そっちを選ぶという・・・。
次男も同じ。
ステロイドに抵抗が無いといえば嘘になる・・・
でも、夜眠れないほどの苦しみから解放されて、腐敗臭もしない。
服が浸出液でベタベタになることもなくなり、抱っこする時にガーゼを顔に当てなくても済むようになった、私も夜ベッドに横になって寝ることができるようになったし。
そして、皮膚が落ち着き始めた頃、紹介された皮膚科の診察の日が来ました。
アレルギー検査を受ける次男
皮膚科の先生の診察の時には、すっかり状態は良くなっていたけど、一応アレルギー検査をすることになりました。
皮膚がボロボロだと、そこからアレルギー物質が入り込んで、アレルギーを発症するらしく。
昔は先天性みたいなイメージだったけど、今はアレルギーは後天性なんだと断言してました。
血液検査をして、2週間後に結果が出ました。
小麦、卵、乳製品、そして犬にアレルギーがありました。
実は、犬のアレルギーだけは今でも謎のままなので、この先触れずにいきます・・・
犬・・・
実はうちは犬に触れ合う環境ではないのです・・・。
家族全員動物好き、しかし犬だけはあまり好きではなく、特に長男は犬が苦手なので、外で散歩している犬に近づくことも無し。
両実家にもいないし、遊びに行く友人も誰も犬は飼っていない。
私ももう何年も犬には触っていない。
当然家の中に犬の毛など一切存在しない・・・はず。
でも後天性で犬のアレルギーを発症している状態には間違いないらしく・・・
結局1年後にはアレルギー反応は消えていたけども、これだけは今でも謎。
分からないし特にこれから犬に触れる生活をする予定もないので、こちらからも先生に深く聞く事はありませんでした。
まとめ
今回は、次男生後3か月を過ぎたあたりの成長記録をまとめてみました。
乳はうまく飲めないものの、やっと太ってきて、一安心、もつかの間、皮膚の異常に見舞われ、大変な日々をおくる私たち。
その最中に受けた4か月健診で異常が出まくりで、大きな病院へ。
発達の異常があるものの、まずは皮膚の治療をということで、アレルギー、皮膚科のお世話になることになりました。
安泰の日々はとても短かったですね・・・
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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