こんにちは!二児の母であり、障害児の母、おみかんです!
今回は、子供のいたずら対策についての話ですよ!
一応自閉症や知的障害をもつ子供用の対策ですが、そのぶん強力、普通の幼児にも十分に使える対策なので、いろんな方に参考にしていただける内容となっています!
以前、私は、このような記事をかきました↓
自閉症と知的障害をもつ次男がテレビにいたずらするようになったので、テレビを買い替えたという内容になっております・・・
我が家の次男の場合は、子供にありがちな、テレビ画面を叩くという行動は無いものの、裏のコードに執着する、テレビ台に登る、テレビを倒そうとする、といった行動が見られるため、色々考えた上で今のテレビにいきつきました。
これが前のテレビ。
部屋が狭いので、小さめです。
次男はどうも、コード類が見えていて、裏が気になってたようで。
ぬいぐるみでサイドをガードしていても、ちょっと目を離すと、こんな感じ。
3歳の頃には、裏に繋いであったプレイステーション4のコードを引きちぎってしまい、使えなくしたという事象も発生(*_*)
テレビってなかなか生活からなくせないモノだけど、安全対策がしにくいんですよね。ずいぶん前から、色々試行錯誤してます。
・・・というわけで、今回は!
我が家が次男のために考えぬいた、子供のテレビのいたずら対策を紹介していこうと思います!
今回は、なんとなく評価グラフもつけてみました♪
費用に関しては見たまんまです。
数十万かかるものは最も高くなっており、逆にお金がほとんどかからないものは最も安いになっています。
いたずら対策度もそのまんまですね。
よりいたずらされにくく、単体で効果のある対策は最も高くなっています。
低年齢の子にしか使えない対策だったり、補助的な役割のものは低くなっています。
暮らしやすさは、対策をしたことで、テレビが見にくくなったり、部屋が狭くなるようであれば、不便のほうにしてあります。
特に外観が変わらず、テレビの見やすさに影響がなければ、快適としています。
実施難易度はそのまんまです。
すぐできるものは容易、家の構造によってはできなかったり、大掛かりな作業が要るものは困難としています。
それなりに頑張ってまとめてみましたので、同じように悩んでいる方の参考になればと思います。
※一応先に言っておきますと、テレビによる自閉症児への影響とかは一切語っていないので・・・
そういったことを調べたかった方はUターンでお願いしますね(^^;)
①テレビをサークルで囲う
まずはテレビをサークルで囲うという方法。
我が家では次男が1~2歳の歩けない時にやっていました。
以前こちら↓でお話したことがある、手作りサークルです。
この頃はつかまり立ちをしてテレビに近づきすぎる程度の悩みだったので、これでいけました。
(その後サークルを乗り越えるようになり、全て撤去になりました・・・)
簡単で、低年齢の子供には効果抜群ですが、自閉症の子供が大変になってくるのはそれからなので、これは定型児向けかもしれませんね。
②テレビに保護パネルを付ける
おそらく一番あっている人の多いであろう対策が、テレビに保護パネルを付けるという方法です。
アクリルの光沢の無いタイプを選べば、ベタベタ触られても指紋が付きにくく、丈夫なので画面も守られます。
テレビの光から目を守る性能があるものは、テレビを見る時近づきすぎるタイプの子にいいですね!
保護パネルは通販でも家電量販店でも手に入りますし、オーダーをやっているところもあります。
しっかりベルトで止められるものがおすすめです。
簡単にできて、テレビの見やすさもさほど変わらないので、初級編といった感じですが、単体だと効果が薄そうです。
他の対策と組み合わせるのがおすすめですよ!
③転倒防止グッズを使う
この方法は、テレビを倒そうとする子に効果がある方法です。
我が家も、テレビを買い替える案の前には転倒防止グッズを検討していましたよ。
おすすめはガッチリベルトで止められるタイプです。
テレビのサイズや構造を調べてから購入して取り付けましょう!
この方法は、比較的簡単に、どのテレビでもやりやすい方法ですが、いたずらっ子には、単体では効果が薄いと思われます。
他の方法と組み合わせることで高い効果が得られると思います!
ついでに地震対策にもなりますし、とりあえずやってみて損はないと思いますよ!
④テレビのコードをガードする
続いては、「コードをガードする」です。
こういったワイヤーネットでテレビの脇をガードし、手を入れられなくするというものです。
これも我が家でやっていた方法です。
コード自体を守るグッズも売っていますが、それごと引っ張るのが彼らの困ったところ。
でも、テレビのサイドを塞いでしまえば手が入らないので、安全です。
で、こちらも実は実施できる環境が限定されます・・・
我が家のように部屋の角にテレビがあるや、飾り棚付きのテレビ台を使っている家庭でないと、ワイヤーネットの固定ができないので困難です。
あとは、力が強いと、このワイヤーネットは簡単に外されます(T_T)
我が家もテレビ買い替えの前にちょっとの間やっていただけです。
次男は外せそうなものがあると執着するので、ワイヤーネットのほうに興味をもってしまい、突破されてしまいました。
1~3歳児までしか使えないですが、一時しのぎにでも役に立つかもしれません!
⑤転倒防止に特化したテレビにする
これが、ブログ記事にのせた、我が家が選んだ対策です。
テレビごと変えちゃうというもの。
色々考慮した結果、パナソニックの転倒防止テレビが最も優れていたので購入しました。
事のいきさつや、なぜそのテレビに変えたのか?といった事は詳しくはブログ記事を見てみてください。
パナソニックのこのテレビは、土台が太く、余計なボタンや装飾が無いので、次男が興味を失い、ずいぶんいたずらが減りましたよ。(ゼロではない)
この対策に関しては、テレビを買うというかなりの出費を気にしなければ、効果が高いと思われます。
我が家のように、壁かけにできない家庭の方は検討してみてはどうでしょうか
⑥テレビ台を変える
一見テレビ自体とは関係の無さそうな対策に思えるかもしれませんが、テレビ台を変えるというのも手のひとつです。
ちなみに、我が家では、次男が中身に興味を持たないように、かなりシンプルで、中が見えないデザインのものを使っています。
この方法は、子供の特性に合わせてテレビ台を選ぶので、それなりに効果が期待できると思います。
テレビ台ごとに効果やデメリットを挙げてみたので参考にしてみてください。
飾り棚タイプ
壁面スペースがあるなら、飾り棚付きのテレビ台が使えます。
ぴったりサイズのテレビを購入すれば、子供がコードをいじる、テレビを倒すといった行動を防ぐことができます。
デメリットとしては、「登る」タイプの子には向かないということ。
全ての棚に扉が付いているものはかなり少ないため、足掛かりになる場所が多い・・・!
我が家の次男には絶対に使えないタイプです・・・
おそらく、するするとてっぺんまで登って・・・そして落ちるでしょう
コーナー
部屋の角にテレビ台を置くなら、コーナー対応のテレビ台が断然おすすめです。
我が家もこんな感じ↓のものを使ってますが、壁との隙間が少なくなるので、隙間に入りたがる子には効果があると思います。
デメリットとしては、テレビが大きい場合は使いづらいということ、商品の種類がとても少ないということでしょうか。
我が家もいくつか家具屋をまわったあとに、結局ネットで探して取り寄せました(^^;)
壁にぴったり付くようにテレビを置けば、コードをいじられることもなく。
かなり安心して過ごせるようになりました。
ロータイプ
続いては低いタイプのテレビ台を使うというもの。
我が家では一時期、こういう低いタイプの収納を使っていた頃があります。
次男、「登る」ことが大好きで、棚や家具にはすぐ登っちゃうんですけど、当然降りる時はそのまま落ちるので、危ない。
でも家具をゼロにするのは無理・・・ということで!
登って落ちても最悪死なないように、低い家具を置いてみたのです。
あえて登らせる作戦ですね。
テレビ台に乗ることだけに執着するなら、変に高いテレビ台にするよりは安心かもしれません。
ちなみに、我が家では今現在は低い家具は置いていません。
なぜなら・・・怪力で家具自体を動かしてしまうようになったからです(T_T)とほほ・・・
子供は次から次へと新しいいたずらにシフトしていくので、みなさんも、よく行動を観察しておいてくださいね!
⑦テレビの置き場所を変える
さあ、ここらへんから、いたずら対策の規模が大きくなっていきますよ!
そのぶん効果も大きいですよ!たぶんね!!
まずは「テレビの置き場所を変える」というもの。
我が家で引っ越し時に行った対策の一つが、これ。
テレビの置き場所、置き方を工夫するというものです。
テレビ台が部屋の角にあり、テレビのサイズをぴったり壁に付けてしまえば、裏に入り込まれるといういたずらの対策になります。
特にお金もかからないこの方法ですが・・・
大きなデメリットとして、「実施できる家は限られる」というものがありますね。
テレビ線を繋ぐ場所って決まってますからね・・・
家のテレビ線繋ぐところ(名前分からない。笑)を要チェック、できそうならばぜひ、といったところでしょうか。
⑧壁かけのテレビにする
この方法が最も効果の高い、いたずら対策になります。
壁かけのテレビにするというものです。
壁かけって、テレビを固定するためのスタンドを壁に設置するのですが、もし今から家を建てるぞという方は、コード類も壁の裏を通せるようにしておくといいみたいです。
※もし賃貸でも、壁の構造によっては取り付けできる場合があります。
その場合はコード類を隠せる棚を下に置くか、コードをガードするカバーを付けましょう!
この対策は、効果てきめん。
子供がいたずらできるのは、下のほうの画面を叩くくらいになります。
壁かけは、実施できる家庭は限られてくるし、そこそこお金もかかりますが、今から家を建てる方や、持ち家で壁面にスペースがあるのならば、ぜひやったほうが良い対策だと思います。
その場合、自分で施工することも可能ですが、プロに頼むのが断然おススメです。
失敗したらえらいことですからね(^^;)
我が家ではできない方法なので、できるおうちが羨ましいです!
⑨持ち歩き式のテレビにする
次はこれ。
テレビはもう固定しない、持ち歩きできるものにするという方法。
我が家では、現在これも検討中です。
この方法は、お金もそこそこかかるし、不便ではありますが、結果ストレスがなくなるなら、いいのではと思います。
今あるテレビとプラスで持っていてもいいかも。
我が家は、テレビを買い替えた今でも、持ち歩き式のテレビが欲しいと思う今日この頃です。
長男がテレビを見る時、次男に画面を塞がれてイライラするのを防ぐために大人が次男を止めていたり、次男のテレビのいたずらに日々、気を取られる日々の中で・・・
これなら、いっそテレビがここに無くてもいいのでは?と思うことがあるんです。
見たい時に、見たい場所で集中して見る。
画面が小さくとも、イライラするよりはよっぽどいいのではと。
いたずらっ子自身がテレビをよく見るタイプなら使えない方法ではありますが、我が家の次男のように、テレビ番組を見ない子供や、逆にテレビに執着してしまって困ってるおうちにはおすすめですよ。
次男対策でモノをなくさざるを得ない状況に陥っている我が家では、絶対なくせない!というものはほとんど無いという結論に至っております。
⑩スクリーン式のテレビにする
最後はこれ。
結構ブッとんでる方法です。
先に商品を見てみてください。
世の中、このようなテレビがあるんです。
天井の、電灯を付ける場所にこの丸いのを取り付け、壁に映像を投影させるテレビです!
これなら絶対いたずらできない!!!
もちろん、テレビとして見にくいとか、画質良くないとか、DVDが観れないとかはあります。
そもそも壁が一面空いていなくてはならないですし。
でも、いたずら対策でいえば、壁掛けをも凌ぎます。
テレビに関するいたずらから解き放たれ、部屋も広くなります。
考え方によっては最高の対策。
我が家は壁に空きがないのでできませんが、ちょっと気になっているテレビです!
ながーくなりましたが、テレビへのいたずら対策はこんな感じです。
まとめ
今回は、自閉症児のイタズラからテレビを守る10の対策として、我が家で考え抜いた対策で、他の家庭でも応用できそうなものをまとめてみました。
ほとんどの方法を検討、実施したり、調べたりして、我が家では、部屋の角にテレビを置き、それに合うテレビ台に置いて、テレビ自体も転倒防止といたずら防止特化のものを選ぶという方法に落ち着きました。
お金はかかりましたが、無事にイタズラを大幅に減らすことができて、大満足でした。
しかし、次男は成長していきます。
問題は、対策したそばから次から次へと出てきますよ。
今困っているテレビ絡みの問題は、長男のテレビ鑑賞をナチュラルに邪魔してしまうことと、次男の奇声で音が聞こえないこと。
あとテレビ台に登ることです。
これらも今現在、対策を練っているところです。
次男のおかげで(次男のせいともいう)最近は頭の回転もよくなってきたみたいで、面白いアイデアがでることもありますよ。
また何かやってみてうまくいったらブログ記事にしたいと思います!
今回はここまで、最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*´▽`*)
お暇な方はもうちょっと寄り道していってね♪
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