こんにちは!障害児の母、おみかんです。
今日は、我が家の困ったサン、自閉症と知的障害をもつ次男のためにテレビを買い替えた話をしようと思いますよ!
我が家のテレビ、危うし
Twitterでも時々つぶやいていたのですが・・・
我が家では、テレビの安全対策について悩んでおりました・・・
我が家のテレビは、もう10年くらい使っていて、サイズも小さめでした。
長男の攻撃からはなんとか守り切ったものの・・・
次男は重い知的障害と自閉症です。
頭の中は、好奇心のまま動く乳児みたいなもの。
困ったことに、なぜかイタズラに関してのみ、器用さと力強さを見せる・・・
小さな頃は良かったものの、3歳になったくらいから、テレビ台に乗ったり、テレビを揺らしたりするようになり・・・
ああああ・・・・
ああっ・・・!!!
ずっとぬいぐるみで隠していた、禁断の裏側に気づいてしまいました・・・
(テレビ画面を見ていただくと、転がったぬいぐるみの影がうつっています・・・)
そう、裏側にはコードがいっぱいです。
テレビ自体は小さいし、一応転倒防止対策はしていたので、多少倒れ掛かったところで、死にはしませんが、コードはまずい。
感電してしまうし、コードだけで4本あるので、ちぎられてしまうと大損害です。
ちなみに、次男はプレステ4のコードを破壊した前科アリです。
監視していても、隙をついてコードを引っ張るし、次男の執着も激しくなってきてしまっていました。
別にテレビには困っていなかったので、心苦しい判断ではありましたが、買い替えることにしたのです。
障害児のテレビ選び
さて、テレビを選ぶために、まずは電気屋に行きました。
悲しいかな、今回は楽しい気持ちで、スペックや画質メインで選べるわけではありません。
かっこいいテレビの並ぶ棚を素通りです。
でもせっかくなので、我が家がテレビを選ぶ時にチェックしたところを紹介しますね。
①賃貸なので、壁かけはNG
我が家は借家なので、↑こういう金具を付ける、壁掛けは選ぶことができませんでした。
テレビが置けるのも部屋の角しか無かったし・・・
本当は壁かけだと画面を叩かれないし、指紋も付かない、コードは棚などで隠してしまえる上に、子供が目の前に立って画面を塞ぐこともないので、一番理想ではあったのですが。
壁かけコーナーは素通りです・・・。
②登る、揺らすのが好きなので、スタンドはNG
壁かけが無理でも、スタンドという手もあるのですが、我が家の次男は、登ったり、揺らしたりするのがすごく得意なので、万が一のことを考えると、踏み切れませんでした。
色々商品を見てみると、要らぬ飾り棚があったり、コードを隠しきれていなかったりで、ちょっと怖かったのです。
猿か!!ってくらい器用に登るので、少しでも不安のあるものは選べません・・・
③テレビの土台が細いものはNG
最近のテレビってスタイリッシュですよね。
真ん中にほっそい土台が付いているだけとか、両端にほっそいスタンドが付いているだけとか。
困るんですよね。
次男が体重をかけて揺らしたら倒れはしなくとも、折れるかもしれないじゃない・・・
というわけで、土台が細いものもアウト。
以前のテレビは転倒防止はしっかりしていたものの、次男がテレビの上を掴んで倒そうとしたので、土台がメシメシッ!!と音を立てていました。
ここまでで、かなり数が絞られました((+_+))
④余計なボタンやDVD挿入口が付いているものはNG
うわーこれいいじゃん!って思ったテレビがあったんです。
土台ががっしりしてて、大きさもちょうど良い感じの。
でもよく見たら、そのどっしりした土台にはボタンと、DVD挿入口があったのです・・・!
こんなの、間違いなく押しまくるし、手を突っ込むのが簡単に予想できます。
さて、ここまで、4つの関門を通り抜けたテレビ、近所の電気屋には、なんと1種類しかありませんでした(-_-;)
選ぶ余地無し。
新しいテレビを手に入れた!
そんなわけで、手に入れたのが、こちらです!
パナソニック4Kダブルチューナー内蔵ビエラ GX855シリーズ[65v/55v/49v/43v]
我が家が購入したものは生産終了品だったらしく。
比較的新しい製品だとこちら。
4Kダブルチューナー内蔵ビエラ JZ2000シリーズ[65v/55v]
我が家で購入したものは、43型で、価格は古いテレビの処分費用と設置料、送料含めて13万円でした。
2店舗回りましたが、もう1つの電気屋は12万+諸々費用だったので、あまり変わりませんね。
そして今ネットで調べて分かりましたが・・・
ネットのほうがかなり安いです(´Д`)
知りたくなかった(笑)
自宅に力持ちでテレビの接続に詳しい人がいるなら通販がおすすめですね。
処分費用入れてもネットのほうが安いと思います。
転倒防止に優れたシンプルデザインのテレビ!
さて、このパナソニックのテレビなんですが、こちらはもともとは「転倒防止」を強くアピールした商品です。
テレビの土台の下に、大きな吸盤が付いているんです。
土台の真ん中に、目立たないスイッチのようなものがありまして、これが吸盤を付ける、解除する、を切り替えるところです。
見てお分かりの通り、次男が興味を抱くようなボタンも何も付いていないし、壁とテレビの隙間をなくしたことで、お目当てのコードも全く見えなくなりました!!
悔しそうに、数日間は周りをうろうろしていましたが、最近は諦めて、無事(?)画面を叩くほうにシフトしています・・・。
画面叩きに関しては、酷くなるようなら、カバーを取り付ける予定ですが。
登る、開ける、かじる、等に比べて、もともと、あまり「叩く」ことには執着が無いので、しばらくはこのままでいけるかなと思っています。
ちなみに、このテレビについて細かいスペックが知りたい方はこちら、公式ホームページとなってますのでチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は、テレビの買い替え談をお話させていただきました!
パナソニック、ありがとう・・・!
子供の自閉症のタイプによっては、同じような対策が役に立つ家庭もあるのではないかと思います。
我が家は、テレビを買い替えてから、テレビに関するストレスや危険がひとまず去り、次男は新たなイタズラを探している状態です(笑)
イタイ出費ではありましたが、テレビが大きくなって、音もなんかかっこよくなって、YouTubeやプライムビデオもテレビで見られるようになったので、長男も喜んでいるし良かったなと思います(*^^)v
また新たな問題が出るかもしれませんが、工夫を凝らしていきたいですね!
最後まで読んでいただきありがつございました♪
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